身近な四字熟語 40語の読み方と意味
日常の会話や学校の授業でよく出会う、基本の四字熟語です。意味をなんとなく知っているものも多いはずですが、正しい読み方と意味をあらためて確かめてみてください。
- 一期一会いちごいちえ
- 一生に一度きりの出会いだと思って、その場を大切にすること
- 例文:旅先で出会った人との会話は、まさに一期一会だと思って大切にしている。
- 一石二鳥いっせきにちょう
- ひとつの行いで、ふたつの得をすること
- 例文:自転車で通勤すれば、運動にもなって交通費も浮くので一石二鳥だ。
- 十人十色じゅうにんといろ
- 好みや考え方は、人によってそれぞれ違うこと
- 例文:同じ映画を見ても感想は十人十色で、話し合うのがおもしろい。
- 三日坊主みっかぼうず
- 飽きっぽくて、何をしても長続きしないこと
- 例文:日記を始めたが、三日坊主にならないよう一行だけ書くことにした。
- 自業自得じごうじとく
- 自分のしたことの結果を、自分で受けること
- 例文:夜ふかしを続けて寝坊したのだから、遅刻は自業自得だ。
- 以心伝心いしんでんしん
- 言葉にしなくても、気持ちが通じ合うこと
- 例文:長年いっしょに働いてきた二人は、以心伝心で作業を分担している。
- 一生懸命いっしょうけんめい
- 力のかぎり、真剣に取り組むこと
- 例文:妹は発表会に向けて、毎日一生懸命ピアノを練習している。
- 絶体絶命ぜったいぜつめい
- どうにも逃れようのない、追いつめられた状態
- 例文:試合終了間際に二点差をつけられ、チームは絶体絶命の状況に追いこまれた。
- 四苦八苦しくはっく
- ひどく苦労して、思うようにいかずにもがくこと
- 例文:初めての確定申告で、書類の書き方に四苦八苦した。
- 七転八起しちてんはっき
- 何度失敗しても、そのたびに立ち上がること
- 例文:何度失敗しても、七転八起の精神で店を立て直した。
- 異口同音いくどうおん
- 大勢の人が、そろって同じことを言うこと
- 例文:クラスのみんなが異口同音に「文化祭は劇がいい」と言った。
- 一心同体いっしんどうたい
- 複数の人が心をひとつにして、固く結びつくこと
- 例文:優勝したペアは、まるで一心同体のような息の合った演技を見せた。
- 半信半疑はんしんはんぎ
- 本当かどうか、信じきれずに迷っていること
- 例文:うまい話を聞かされ、半信半疑のまま説明会に参加した。
- 有言実行ゆうげんじっこう
- 口にしたことを、きちんとやりとげること
- 例文:「毎朝走る」と宣言した父は、有言実行で一年間続けている。
- 一日千秋いちじつせんしゅう
- 待ち遠しくて、一日がとても長く感じられること
- 例文:遠くに住む孫が遊びに来る日を、祖母は一日千秋の思いで待っている。
- 公明正大こうめいせいだい
- 隠しごとがなく、正しく堂々としていること
- 例文:審査は公明正大に行われ、結果に異議を唱える人はいなかった。
- 大器晩成たいきばんせい
- 大きな才能を持つ人は、時間をかけて花開くこと
- 例文:若いころは目立たなかった彼が、五十歳で賞を取ったのは大器晩成の典型だ。
- 油断大敵ゆだんたいてき
- 気のゆるみこそが、いちばん危ない相手だということ
- 例文:試験の前日だからといって、油断大敵、最後まで見直しをしよう。
- 花鳥風月かちょうふうげつ
- 自然の美しい景色や、それを味わう風流な心
- 例文:祖父は花鳥風月を愛し、季節ごとに俳句を詠んでいる。
- 春夏秋冬しゅんかしゅうとう
- 一年の四つの季節のこと
- 例文:この公園は春夏秋冬それぞれに違った景色が楽しめる。
- 東西南北とうざいなんぼく
- すべての方角。あらゆる方面
- 例文:展望台に上ると、東西南北の町並みが一望できる。
- 自画自賛じがじさん
- 自分のしたことを、自分でほめること
- 例文:自分で作った料理を「店の味だ」と自画自賛した。
- 一挙両得いっきょりょうとく
- ひとつの行動で、ふたつの利益を得ること
- 例文:英語の歌を覚えれば、発音の練習にも語彙を増やすことにもなって一挙両得だ。
- 右往左往うおうさおう
- あわてて、あちらこちらへ動き回ること
- 例文:急な停電で、店内の客は出口を探して右往左往した。
- 起死回生きしかいせい
- だめになりかけたものを、一気に立て直すこと
- 例文:九回裏の起死回生の一打で、チームは逆転勝ちした。
- 針小棒大しんしょうぼうだい
- 小さなことを、大げさに言うこと
- 例文:小さな行き違いを針小棒大に言いふらすのはやめてほしい。
- 単刀直入たんとうちょくにゅう
- 前置きなしに、いきなり本題に入ること
- 例文:時間がないので、単刀直入にお願いの内容をお伝えします。
- 日進月歩にっしんげっぽ
- 絶えず、どんどん進歩していくこと
- 例文:スマートフォンの技術は日進月歩で、数年前の機種がもう古く感じる。
- 八方美人はっぽうびじん
- だれにでも、いい顔をしようとする人
- 例文:誰にでもいい顔をする八方美人では、かえって信頼を失うこともある。
- 馬耳東風ばじとうふう
- 人の意見や忠告を、気にとめずに聞き流すこと
- 例文:何度注意しても、弟は馬耳東風でゲームをやめない。
- 百発百中ひゃっぱつひゃくちゅう
- 予想や狙いが、すべて当たること
- 例文:天気に詳しい祖母の予想は、百発百中とはいかないがよく当たる。
- 不言実行ふげんじっこう
- あれこれ言わずに、黙ってやるべきことをすること
- 例文:彼は不言実行の人で、黙って毎朝早く来て準備をしている。
- 無我夢中むがむちゅう
- ひとつのことに夢中になり、我を忘れること
- 例文:パズルに無我夢中になって、気づけば夜中になっていた。
- 門外不出もんがいふしゅつ
- 大切にして、外へ持ち出したり見せたりしないこと
- 例文:この店のたれの作り方は、門外不出の秘伝だそうだ。
- 一刀両断いっとうりょうだん
- 迷わず、きっぱりと物事を決めること
- 例文:社長は、長引いていた議論を一刀両断に決着させた。
- 温故知新おんこちしん
- 昔のことを学び直して、新しい考えを得ること
- 例文:昔の料理書を読み直すのも、温故知新の新しいヒントになる。
- 我田引水がでんいんすい
- 自分に都合のいいように、物事を運ぶこと
- 例文:自分の部署に都合のいい案ばかり出すのは、我田引水と言われても仕方がない。
- 危機一髪ききいっぱつ
- ほんのわずかな差で、危険にさらされる瀬戸際
- 例文:飛び出してきた自転車を、危機一髪のところでよけた。
- 喜怒哀楽きどあいらく
- 喜び・怒り・悲しみ・楽しみなど、人のさまざまな感情
- 例文:彼女は喜怒哀楽が顔に出やすく、考えていることがすぐわかる。
- 試行錯誤しこうさくご
- 何度も試しては失敗し、少しずつ答えに近づくこと
- 例文:試行錯誤を重ねて、ようやく理想のパンが焼けるようになった。